前向き授業フォトアルバム

グループ1台のホワイトボードに班の考えをまとめる(20150514大須賀中学校3年生数学)


タブレットPCで他の班の考えと自分の班の考えを比較(20150910大須賀中学校3年生数学)

 

参観者数

COUNTER34757

前向き日誌

前向き日誌
2017/01/13

RESAS(地域経済分析システム)

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 昨日、三雲中学校にお邪魔して、川口校長先生や湊川先生と御挨拶した後、豊田先生、楠本先生の授業を参観させていただきました。さすがの両巨頭、それぞれの持ち味を出し、三雲中の授業づくりのぶれないよい授業を見せていただきました。楽しかったです。その後、校長室で私たちとは別のもう一組のお客様と合流し、これからの国の動向などの情報をお聞きしました。その中で、標題に書いたRESAS(地域経済システム)の情報を聞き、授業に使えるサイトであると思いました。皆さんに広めたいと思います。
 午後からは、松阪市のICT教育フォーラムに参加してきました。市長、教育長も出席して、松阪市の推進する強い姿勢を感じることができました。また、フォーラム内では、三雲中の楠本先生の発表や、飯高中、殿町中の実践発表を見聞し、その後金城学院大の長谷川先生、奈良教育大の小柳先生、もちろん静大の益川先生も参加したパネルディスカッションを見ました。非常に楽しい3時間でした。
15:37 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2016/08/16

YAHOOに三雲中が特集で取り上げられました。

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今日の昼YAHOOを見ていたら、おっICT関連だ。「生徒一人に一台ipad」だって。どこが取り上げられたのかな。と思ってのぞいてみると・・・ 続きは御覧ください。

http://news.yahoo.co.jp/feature/286
14:54 | 投票する | 投票数(0) | コメント(2)
2016/08/02

前向き授業を作るために

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 大須賀中学校では、静岡大学の益川先生をお招きし、夏休み2回目の研修が行われました。
 今回の研修では、前回の研修で作成した前向き単元をグループ内で発表、協議しました。前回の研修によって、先生方の中に前向きな授業が増えてきました。
 そして、グループ内で代表として一人の単元を選び、「評価プランシート」を作成しました。「評価プランシート」とは、前向き授業を作るための必要な要素(学習課題、考えるための材料、対話・思考場面、ICTによる支援等)を書き出していくためのシートで、本時案を作成する土台となります。
 作成した「評価プランシート」をもとに、本時のシミュレーションをしました。授業者が設定した課題に対して、参加職員全員で、学習前後の生徒の姿や発言内容を予想しました。授業終了時に生徒からどのような発言や疑問が出るのかを具体的に予想するのは難しく、学習課題や教材、対話・思考場面を見直す良い機会となりました。
 次回は、犬塚ICT支援員によるICT機器講習を行った後、本時案の作成に入っていきます。
15:59 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2016/07/26

前向き授業ってどんな授業?

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 大須賀中学校では、7月25日の夏季校内研の一回目で、前向き授業についての研修会を行いました。最初に神谷研修主任から、5月20日の理科の公開授業をもとに、後ろ向きの単元構想と前向きの単元構想の違いと、前向きで行ったときの生徒の表れを、プレゼンがありました。そこで理解をした教員がグループに分かれて、家庭科の教材(調理)で後ろ向きの単元構想と前向きの単元構想をそれぞれつくり、その後クロストークで理解を深めました。様々な単元デザインが見られ、面白くて楽しいワークショップとなりました。その後、9月からの自分の公開授業単元の構想を練り始めました。9月からの公開授業が楽しみです。ぜひ皆さんに御覧になっていただきたいと思います。

第5回校内研修(前向き授業とは?).pdf 

家庭科
単元名 おいしくて、健康によい大須賀汁を作ろう。
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09:08 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2016/02/24

直角になる!? その2

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さて、2つのグループが出会いました。

あるグループは直角三角形、あるグループは二等辺三角形。

ある男子生徒は直角でないことを感覚的に説明しました。
生徒A 「どう考えても直角じゃないでしょ」
生徒B 「うーん」

つぶやきながら納得していない様子。
そこへ、2人の女子生徒がやってきて、辺の長さを求め出しました。

生徒C 「ほら三平方の定理で3辺わかるでしょ」
生徒D 「で、三平方成り立つじゃん。だから直角だよ。」
生徒A 「あぁー確かに!」
生徒B 「すると、じゃあ鈍角二等辺三角形かぁ」
生徒C 「ん?それは・・・たぶん鋭角?先生どっちですか?」

みんな困ってしまいました。教科書では、三平方の定理の逆に関して、鈍角か鋭角かまでの説明はされていません。
しかし、生徒らは、一つ考えるべきものを見つけ出しました。新たな追究の始まりです。


また、別のグループは何やら話し込んでいる様子。


話題の正体はこれ。


彼らは容赦なく「違う×」と。
確かにパッと見ると二等辺三角形。

生徒E 「これ絶体違うよね(笑)」
生徒F 「うん。絶体二等辺じゃない。」

すかさず、該当班のメンバーを呼びます。

生徒F 「これ違うら?」
生徒G 「え?何で?2辺等しいじゃん。どう見ても。」

私も思わず頷いてしまいました。うんうん。

そこへ一人の男子生徒が参戦。
生徒H 「直角三角形でしょ?それ。だって、ほら。」

三角定規を持ちだして、説明を始めました。
「あぁなるほど!」
教師顔負けの説明でした。とってもわかりやすい。

ここで、先ほどの女子生徒を呼び込みたかったですが、あえなく終了10分前。
まとめの時間になりました。わかったことや残った疑問をまとめます。

教師 「他の班と話してみてもわからなかったものはある?」
すると、ある班が指さしました。これです。


この記事を読んでくださっているみなさんはわかりますか?

実物投影機で映して、みんなで共有。
全員の頭に?マーク。こちらは家庭学習で自分の考えを書いてくることに。

授業終了後、何人かの生徒が近づいてきて
「先生、たぶん折れ曲がってる!」

公立高校入試まであと1週間、みんなでねじれの位置の確認までできそうです。
19:57 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 授業づくり
2016/02/22

直角に見える!? その1

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入試を控えた3年生2人の生徒にこんな質問をしました。

 (立方体)

T  「この赤い三角形はどんな三角形?」
S1 「直角三角形」
S2 「うん、直角三角形」

確かに見えますよね。直角三角形。



こんなエピソードから生まれた授業、紹介します。
「三平方の定理の逆・空間図形バージョン」


立方体の頂点や辺上の点を結んで三角形をつくるとき、どんな三角形になるか。
鈍角?鋭角?直角?直角二等辺?正三角形?
立方体の見取り図がかかれたカードを何枚か配付し、個人追究開始です。

みんな思い思いに点を打ち、結んでいきます。1人あたり5枚から6枚のカードができあがりました。

その後、小集団で自分のつくった三角形の紹介では、

S3  「これは直角三角形。」
S4  「いや、2辺等しいから直角二等辺三角形でしょ。」
S3  「え?どこ?」
S5  「こことここ」
S3  「え?同じじゃん。」
S4  「だって三平方の定理使うとどっちも2√5だから」
S5  「ていうかこれとこれ、合同でしょ?等しいじゃん。」
S3  「あぁ…」

会話の中心となっていた三角形がこれです。
 (1辺4cmの立方体)

やっぱり出ました。さて、直角か。

ここで、この後の授業パターンを考えてみましょう。
 1 図を黒板にかいて、教師がなぜ直角でないかを説明
 2 黒板の図を用いてわかっている生徒がなぜ直角でないか説明

1は教師が主役の知識伝達型授業です。
2は生徒を前に立たせているだけで、結局は1と変わりません。


今回、別の班で直角と答えた班や直角ではないと考えた班がいくつかありました。
それらの班が出会ったらどうなるでしょうか。どんな学習になるのでしょうか。

今回の授業、やり方次第で、生徒の力をいっぱい引き出せそうです。

続きは その2 で

10:50 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 授業づくり
2016/02/17

三雲中学校の楠本先生

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三重県松阪市立三雲中学校の楠本先生に、本ネットワークにご参加いただきました。

楠本先生は、三雲中学校が平成23年に総務省の「フューチャースクール推進事業」及び文部科学省の「学びのイノベーション事業」の指定を受けてから、1人1台のタブレットPCを活用した授業づくりに携わっている方です。
これまでも数多くの研究会で講演や実践紹介をされており、楠本先生のICT活用や授業づくりに関するお話は大変勉強になります。以前、交流研修で三雲中学校を訪問させていただいた際にも、ジグソー学習を取り入れた授業(中和反応のグラフ)をされていて、生徒が主体的に学習に取り組む姿が見られました。

今度ともどうぞよろしくお願いします。

タブレット端末で表現する協働的な学び―xSync‐シンクロする思考


こちらの書籍では、別記事でご紹介したxSyncを活用した授業づくりを学ぶことができます。楠本先生もxSyncをご活用されています。ぜひ、手にとってください。


21:18 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | お知らせ
2016/02/15

パイオニアXsync Stickのデモ

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パイオニアXsync Stickのデモが大須賀中学校で行われました。

このXsyncStick、前向き授業に大変効果的に活用できそうです。



まず、準備面

サイズはマウスくらいです。このスティック型PCと液晶テレビやプロジェクタを接続すると、すばやくXsyncが起動して、子機とつながります。子機はタブレットでもスマホでもOK。
 

これで準備完了

次に、機能

 1 画面転送機能
  親機の画面を子機に飛ばせます。生徒はこの画面に自分の考えや、班の考えを書き込みます。

 2 複数画面比較機能
  生徒から転送された画面を比較できます。さらに、比較画面を転送することができます。その画面を見てさらに追究、そして修正、また比較・・・といった学習が可能です。

 3 転送時の考えストック機能
  これが、評価に生きます。紙のワークシートやホワイトボードは授業中の生徒の認識の変容を追えません。つまり、授業後の最後の姿しかなく、授業中にどのような気づきがあったのかを記録できません。このXsyncは画面転送ごとに記録が別保存されますので、どのタイミングでどのような考え方をしたのかが生徒も教師もわかります。


22:55 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | ICT